2007年07月20日
素材についてのお話(その2)

こんにちは。ハシレトノサマです。
素材についての続きです。
ニットキャップの素材は綿(コットン)とキュプラという、ふたつの「わた」からできています。
綿はおなじみの素材で、特徴は「カラっとした肌触り」と「アレルギーになりにくい」という点があります。
もうひとつのキュプラは・・・・ここがポイントです。
キュプラは植物性のコットンリンターと呼ばれる植物性のパルプを溶かして作られる繊維で、
「汗を吸って、早く乾く」という点と「シルクのような滑らかさ」という点が特徴です。
これを約50%ずつ合わせてつくったものがニットキャップの素材というわけです。
お手元にサンプルのある方はみてみてください。
同じ茶色でも微妙に色合いが違います。
薄い色が綿。濃い色がキュプラです。
このニット独特の色合いと風合いは、素材がもつ特徴からきているんですね。
実はこの素材、開発に約1年かかっています。
最大のネックは2つの素材の「比率」でした。
綿が多すぎると、色があせて洗いざらしのようなさわり心地になってしまいます。
キュプラが多すぎると、コシがなくなり重い感じになってしまいます。
このバランスをとって何度もサンプルをつくり、この素材になったわけです。
細かい部分ですが、一つ一つの地道なトライがこの素材にニットキャップに必要な特徴を与えたのですね。
この専用素材はたくさんの職人の「心」が込められています。
このお話はまた明日に・・・・
※ 写真は今回のカラーパレットに入っていない「黄色」です。
この企画を始めるに当たって、デザインに使える色の選択は悩みどころでした。
最後の最後に没カラーになってしまったのが、この黄色と紫です。
「なんでないんだー!」と言う方。気持ちは分かります。僕も入れたかった・・・
ただ、今回のカラーパレットは「どの色の組み合わせでも綺麗なデザインになること」が一番大事だったのですね。
その点、黄色というのは難しい。非常に主張の強い色だからです。
・・・逆に言うと今あるカラーパレットは「どの色を使っても馴染む」構成にしてあります。
デザインを考えてみた人は、色をかえてもう一度見直してみるのも面白いですよ!
投稿者: KNIT CAP CUP 事務局 | 15:53 | コメント (0) | トラックバック (0)
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